稲垣吾郎が作家に?
元SMAPの稲垣吾郎さんが小説家デビュー?
稲垣に意外な「進路」が浮上していると一部スポーツ紙が伝えている。それが作家への道だ。この背景にはどんな思惑があるのか。「本が売れなくて困っていた出版業界にとって、稲垣は救世主になり得る存在です」と語るのは文芸ジャンルを扱う出版関係者だ。
「現在、小説は「名前がない」と売れにくい状況です。『火花』(文藝春秋)がブレイクした又吉直樹さん(37)や同じジャニーズ事務所のNEWSの加藤シゲアキさん(30)のように話題性のある人を、小説部門のある出版社は探している。稲垣さんは芸能界最後の”大物作家候補”。すでに何社かが稲垣さんに接触を図っています」
稲垣自身、読書家としても知られ、読書バラエティ『ゴロウ・デラックス』(TBS系)でMCを務める関係で人気作家との交流も深い。作家志向は強いという話もある。
別の文芸雑誌関係者はいう。「稲垣は芸能人との交友が少ないことでも知られているが、作家とは話が合うのか交流を深めている。特に番組をきっかけに直木賞作家の西加奈子と親しくなり、プライベートで西主催のお花見パーティに参加し、朝井リョウらと文学論をかわしたそうです。また14年6月2日放送の『SMAP X SMAP』(フジテレビ系)では『スマ進ハイスクール 小説編』と銘打ち、百田尚樹の前で5人で小説を披露している。その時、百田に『プロの作品だ!』と驚きの声をあげさせ、見事優勝している。稲垣に優秀な担当編集者がみっちり付けば、賞をとらせるのも難しくないでしょう」
スターを待望する出版業界から熱烈なラブコール。数年後には大作家となっているかも知れない。
引用元:ディリーニュースオンライン
記事を読んで、吾郎ちゃんが小説家の才能があるのかしりたくて検索してたところ、吾郎ちゃんの書いた小説が見つかりました。
小説と言っても、SMAP×SMAPの人気コーナー「スマ進ハイスクール」で書かれた小説です。
▪️小説のテーマは原稿用紙1枚で書くショート小説
小説の冒頭部分は百田先生の書下ろしがあり、その書下ろしに続いてSMAPのメンバーが小説を書いていく。
冒頭の部分「ふと目覚めた俺は、目の前の光景に驚いた。俺が世界で一番愛する女が男とキスを交わしているではないか」これが、冒頭の書下ろし
▪️小説を書く上でのポイント
情景が目に浮かぶこと
ミステリアスである事
登場人物のキャラを立てること。▪️まずは、百田先生のお手本の作品から
題名「裏切り」
ふと目覚めた俺は目の前の光景に驚いた。俺が世界で一番愛する女が男とキスを交わしているではないか。
女はさっきまで俺を抱きしめていたその手で、見知らぬ男を抱いている。
女が以前から俺をバカにしているのは気づいていた。しかし俺の目の前で男といちゃつかなくてもいいではないか。
俺は女に「やめろ」と叫んだ。しかし女は俺など眼中にないかのように男に夢中だ。
俺はついに我慢できなくなって男に飛び掛かった。男は乱暴な手ではねのけると、女に言った。「さっきから、この犬、うるさいねん!」
人間だと思っていたら犬だった。という裏切り。さすがですね。
・・・・・・・・・
▪️続いて 五郎さん
題名「離れる」
ふと目覚めた俺は目の前の光景に驚いた。俺が世界で一番愛する女が男とキスを交わしているではないか。
思えばすれ違いばかりであった。
あのころの二人を取り戻す為にやって来た思い出の海。久々のデートだというのに趣味であるサーフィンに没頭していた俺は確かに悪い。
しかしまさか彼女がビーチで男とキスを交わしているとは、怒りが頂点に達した俺は二人に近づこうとしたが、今一度冷静に目の前の光景を捉えてみる。
仰向けに倒れた男と唇を重ねている彼女は溺れた男を救助していたのだ。
誤解に気づいた俺は二人を助けようと砂浜を走るが思うように進まない。
やっとの思いで辿り着いた俺は目の前の男の顔を見て愕然とした。
青ざめた男の顔は自分自身であった。
そうか俺は溺れかけていたんだ。命を取り戻すことは出来るのだろうか。
どれくらいの時間が経過したのか分からない。
俺は再び目を覚ますと目の前の光景に驚いた。
「チェ」残念そうな顔をした彼女が舌打ちをしているではないか。
あまりの完成度に百田先生も悶絶!「プロの作品だ!」と言わしめたそうです。
上記のURLをクリックすれば他のメンバーの小説も見れます。
吾郎ちゃんの小説を読んでみてびっくりしました。
予想もつかないこと書いてる、読んでいて引き込まれました。
これって小説家に大事なことですよね。読者の想像を裏切ること、読者を引き込むことはね。
吾郎ちゃんが書く小説、読んでみたいです。
早く小説家デビューしないかな〜。